歯科のホワイトニングにおける効果
歯科医の中で歯科的心身症に対応できる人間を育てていくか、精神科医と連携してそういう患者さんに対応できる体制をつくることが急がれていると思います。
ストレスの多い社会になり、今後、歯科的心身症の人は増えていくでしょう。
矯正治療の実例として、前歯できちんとものが噛め、肩こりがなくなったM・Iさん(27歳)がいます。治療開始前の症状としては、偏頭痛、肩こり、口を開けると音がする、首の後ろが痛い、片方で噛むくせがある、頬を時々噛んでしまう、食事で顎が疲れやすい、時々耳鳴りがする、眠りが浅いと感じる、イライラ、ぼんやりすることが多い、少し腰痛がある、冷え性、鼻がつまりやすいなどがありました。
Mさんは、奥歯で噛んでも前歯が噛み合わない噛み合わせです。
専門用語では“開咬”と言っています。
この“開咬”の噛み合わせの患者さんの特徴は、発音時に息がもれるので、“サ行”が発音しづらいことと、奥歯に負担がかかりすぎるので、噛む力が弱い人が多いことです。
Mさんの主訴は、見た目をきれいにしたい、前歯でもきちんと噛めるようにしたいということでした。
“開咬”患者は、強く噛むと歯と顎に過大な力がかかりすぎてしまうので、どうしても力一杯噛まない習慣があります。
スポーツ選手では、この噛み合わせの人に大成する人はいないともいわれています。
また、発音時に息がもれるのを防ごうとして舌で前歯のすき間を埋めようとするので、舌の筋肉が異常に発達して、舌圧(舌で歯を押す力)が異常に強いのも特徴です。
治療が進むにつれて、徐々に前歯のすき間か閉じてくるのがうれしいみたいで、初めて前歯が噛み合ったときには、生まれて初めて前歯でものが噛み切れたと喜んでおられました。
治療前にはいろいろな不定愁訴がありました。
とくに肩こりはひどく、マッサージが欠かせなかったのが、肩こりが一切なくなったことに驚かれていました。
しかし、治療後にイライラしたりぼんやりすることが多い、冷え性、鼻がつまりやすいなどは症状として残ってしまいました。
次の例としてS・Mさん(37歳)は、治療開始前の症状として、偏頭痛、肩こり、口を開けるとカクッと音がする、片側で噛むくせがある、眠りが浅い、無意識に歯をくいしばっている、疲れやすい、だるい感じがする、イライラしたりぼんやりすることが多い、目の奥が痛い、目が充血しやすい、肌荒れや顔がむくむことが多い、鼻がつまりやすい、などがありました。
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